「学習支援エール」は㈱原田教育研究所が行う教育事業の一貫です。

menu

山科校

「学習支援塾エール」は
㈱原田教育研究所が行う教育事業の一貫です。

TEL.050-3628-2588

電話受付時間:平日10:00~17:00

〒607-8257 京都市山科区小野御霊町56

あり(2台)

ブログ一覧

自己管理力 ~計画をたて、その方向に自分をコントロールする力~
公開日:2020年12月13日 カテゴリー:お知らせ, ブログ, 授業内容

from: 下村和也

先日、親御さまから

「◯◯(お子さま)こそエールが必要だと思う」

と、たいへんうれしいお言葉をいただきました。

エールがやっている他の塾とは全く異なる取り組みを評価いただけたからだと思います。
これからもエールはお子さまの、また親御さまのご期待に応えるべく、
常に進化し、真摯にお子さまの成長に向き合っていきたいと思います。

さて、話は変わって私の過去の経験談より。
もちろんみなさんは京都大学という大学をご存知だと思います。
関西を、日本を代表する難関校であり、
そこに通われる方は間違いなく、ひとつの能力を極めた逸材です。

そんな京大の学生とお仕事をする機会が以前はよくありました。
ただ、いかに難関校に在籍しているとはいえ、
まだ就労経験もなく、仕事という分野では完全に初心者、というような方々です。
当然ながら簡単な仕事でも最初はうまくできません。

ところがです。
最初できなかったことが嘘のように、
どんどん、どんどん、ものすごいスピードで成長されるのです!

私が出会った京大生の全員に共通したことは、

「自己管理力がものすごく高い」

ということです。
最初はできません。ですが、言われたことはきっちりと忘れないようにメモをし、
それを家で復習し、持ち前の負けん気で確実に成長をとげてから次の日を迎える、
そんなことを当たり前のようにやってのけるのです。

これには当初、本当に驚きました。
恥ずかしながら私が18歳の頃なんて、
メモをとるなんてことはまったく頭にありませんでしから^_^;

ですが今ならわかります。
いかに感覚ではなく客観的に自分を見て、
それを毎日毎日ブラッシュアップを続けることが、
1年も立てばとんでもない差となって現れることに!

そしてこの力は技術です。

どんなに忘れっぽい人でも、
どんなにやる気がない人でも、
どんなにしんどいことが嫌いな人でも

この技術さえ身につければ、
それは習慣にできるのです。

だから、私の自分の子どもについてもそうなのですが、
そのすばらしい習慣をできる限り早い年齢で身につけてほしい、
そう願って日々取り組んでいます。


そして、
冒頭の写真はそのひとつです。

エールでは日々の計画という行為をとても大切にしており、
毎日それに取り組んでいただいています。

また、計画を立てっぱなしにすることなく、
講師陣がその計画を守れるよう、フォローしていく。

そのような授業を行っています。
授業中、勉強するも、インクラフトをするも、ゲームの研究をするも、
それは自由です。

ただし絶対に守ってもらっていることは、

●親御さまの期待には応えること
●ただのストレス解消(多くのテレビゲーム)の時間には使わないこと

です。
メンタルトレーニングも学びの一貫として行っていますが、
あくまで学びの場ですので、
ただのストレス解消の場とはいたしません。

特にまだ自己管理力が弱いうちは、
「楽しいだけ」のことに目がいきがちになります。
子どもたちがその方向に動かないよう、
そこは講師陣が見守っています。

少しずつ階段をのぼり、
着実に成長を遂げられるように。


 

公開日:2020年12月07日 カテゴリー:ブログ, 授業内容



from: 下村和也

「人格の上の能力発揮」

エールで大切にしている考えです。
あらゆる能力は人格という土台の上に成り立つ、
と考え、当校はいきなり勉強にとりくむことはせず、
まずは人格を磨くことを大切にしているのです。

例えば写真は授業の様子。
生徒さんが自ら進んでホワイトボードを消してくれます。
本当にありがたく、またうれしい光景ですよね。

このような行為をエールでは奉仕活動として、

①家庭でのお母さんのお手伝い
②学校で先生やお友達のフォロー

という形で、毎日取り組んでもらうよう、
独自のチェックシートを用意してまで取り組んでいただいています。
もしかすると、

「『奉仕』という言葉には少し抵抗があります…」

と感じられるかたもいらっしゃるかもしれません。

ですが想像してください。

ものすごく勉強ができて、
ものすごく仕事ができる。

でも独りよがりで、
自分のことしか考えない。
下手をするとその力を悪い方向に使ってしまう。

そのような大人にあなたの大切なお子様が・・・
なっていいはずはありませんよね。

しっかりと能力を高め、
将来においてバリバリと仕事をこなし、
その力を正しい方向に使い、
自分のためでなく弱い人を守り、
社会のために活動をする。

そのような大人になってほしくはないでしょうか。
そのためには、どうしても「奉仕」という行為を習慣付ける必要があります。
奉仕を通じて社会のために役立っていることを理解し、
人に役立つことを通じて感謝をもらい、
自己肯定感を高める。

そのように、奉仕活動には

「自らの自信を育む」

という力もあるのです。
だからこそ当校ではそのような行為を積極的におこなっているのです。

したがいまして、
家でお母さんの手伝いをする、
というのはもはや自分を高めるために必須の行為として、
積極的に取り組んでいます。

もちろん、習慣づくにはなかなか一筋縄ではいきません。
ともすると忘れてしまうということもあるでしょう。
しかも「やらなければいけない」と言われるとつい、
反射的に反発してしまうのも子どもに限らず、人にはよくあることです。

そのためにも、当校は「教える」ということを極力せず、
その意図をしっかりと伝えた上で、
みんなの取り組みを、つまり背中を見てもらう。
そのような環境を作っています。

「第一回、エール京都校チャレンジカップ」開催中です。
公開日:2020年12月05日 カテゴリー:ブログ, 授業内容

from: 下村和也

エール京都では、二学期は「挑戦と失敗」というテーマで日々の活動に取り組んでいます。
成長するためには挑戦は欠かせません。
一方、挑戦をすると失敗は避けて通れません。
ところがわたしたちは得てして失敗を恐れます。
つまり、失敗を恐れては成長をすることができない、そんなジレンマをわたしたちは抱えています。

それではどうするか。

大きな失敗を避けるため、
できるだけ小さな失敗をし続ける。
つまり挑戦をし続ける。

言い換えれば、多少の失敗でぶれない心をつくる。
それが成長にとって大切と考えています。


そんな中、
今年も残すところあと一ヶ月となりました。
今年の締め、ラストスパートをかける時期ということです。

冒頭がかなり長くなってしまいましたが、
今年を締めくくる取り組みとしまして、
原田メソッドではおなじみ、
「チャレンジカップ」を開催しました。

ルールは簡単。

LINEグループに日々の取り組みを投稿し、
お互いにエールを送り合うことで目標とする課題ををやりきる。

そして生徒さんだけでなく、
もちろん言い出しっぺのわたしも参加します。

私はもちろん毎日、日誌は書いているのですが、
遅くまで仕事をしたりすることもあり、
夜に草案、朝に仕上げ、という型でこれまで行ってきました。

ところが今回のチャレンジカップの参加にあたり、
自分のルーティンを持ち込むわけにはいきません。
つまり僕自身も新たな挑戦になるという、そんな取り組みになります。

実際取り組んでみて思うのは、
やはり定期的に1ヶ月くらいの短期間で負荷をかけるのは、
たいへん重要だということ。

1ヶ月という期間限定であれば、
人間、誰しもが頑張れますし、やりきれると思うんですよね。
ただし必要なのは、応援!
参加者がみな、それぞれにしっかりと応援すること。
それが重要と考えています。

応援というものは不思議なもので、
「感謝」と同じく、
送れば送るだけ、自分にも返ってくるという、
本当に不思議な性質があります。

しかもメンタルトレーニングとしての側面もあり、
つきつめれば下手な単元の勉強よりも、
よっぽどつきつめて学ぶべきものと思っています。

応援をしあう。
自分の力が限界を超える。
感謝を送る。
さらに応援…

そんな好循環をつくっていきたいと思っています。

 

 

創造力、きたえていますか?
公開日:2020年12月03日 カテゴリー:ブログ, 授業内容

from: 下村和也

これはなんだかわかりますでしょうか?
プログラミング講師の安藤が作成した、顔の表情で音が奏でられる楽器を演奏している様子です。
おもしろいですよね!
安藤はプログラミングが専業ではありますが、音楽活動も行っている、
とてもユニークな人です。

例えばこれは、安藤が作成した、
「手の動きで音が奏でられる楽器」を用い、ライブを行っている様子です。
私は初めてこれを見たとき、深く感動したのを鮮明に覚えています。
まさに唯一無二!

ではなぜ授業でこんなことを披露しているかというと、
子どもたちの創造力にビシビシと刺激を与えたいからです。

そもそも勉強って、本来は楽しいもの。
国語は言葉を知ることで表現の美しさがわかり、文章をより深く味わうことができます。
社会は今の世界とのつながりが理解できるようになり、ニュースに感動を覚えます。
数学はそもそもがパズル!これのおかげでどれだけ暮らしを豊かになっているかを知ることで現実を見る目が輝きます。

すべての勉強には世の中をよくするためという使命があり、
だからこそわたしたちは義務として、また権利として学校で学ぶわけなのですが、
義務だから、という側面がどうしても強いのが今の教育です。
ですが本来は違うんですよね。
勉強のそもそもの原動力は、「好奇心」であったはずです。

今、学校でならっている勉強も、
人類が生まれてからずっと培われてきた、「もっと知りたい」という好奇心が世代を越えて積み重なったものです。
生活に密接に関わり、もっと暮らしを良くしたいと思い続けてきたからこそ、
連綿と引き継がれ、こうして私が教わっているような形になったはずです。

とすると、その先達たちの押さえられなった好奇心を知ることなしに、
わけがわからない公式や難解な表現を覚えることに、
いったい何の意味があるのでしょうか。

いや、意味はあります。
それを私は

「我慢の練習」

と呼んでいます。
忍耐力ないし自制心は社会で生きていくのには重要で、
これを鍛えるというとても大切な役割があります。

ただ、
ずっと、
ず~~~~っと

我慢だけ。

そんな人生はやはりつまらないですよね。
あなたのたいせつなお子さんにも、
我慢だけの暮らしなんてさせたくないはずです。

できることなら
つねにニコニコ元気に、
あらゆるものに取り組んでほしい。
そう思いませんか?

勉強も同じです。
我慢の練習だけではつまらない。
どうせやるなら、いや、そもそもはそうなんですが、
「ワクワク」しながらできれば最高ですよね!

当校は子どもたちにはぜひ、ワクワクを意識して感じてほしいと考えています。
だから初めての授業で最初にやることは、

「あなたがワクワクすることはなんですか?」

という形で自問自答を行い、
将来の目的・目標に落とし込むということです。

そしてそれを目指し、
ワクワクする勉強をスタートするということです。
時に、冒頭に上げた想像力を刺激させながら。

だから成績が上がるのです。
だから伸び続けるのです。

たとえこの塾に頼らなくても、おとなになっても伸び続ける。
そんな状態を「自立」と捉え、
生徒全員の自立を目指し、授業を行っています。

創造力

ぜひ意識してみてください。

マインクラフトというゲームの可能性
公開日:2020年12月02日 カテゴリー:ブログ, 授業内容



from:下村和也


マインクラフトで作品をつくり、それを発表し合う取り組みを行いました。
マインクラフトは立命館小学校の授業で積極的に活用されていることでも有名ですが、
教育との相性がすこぶる良いんですよね。

まずはなんといっても楽しい!

まさかこれが勉強になるなんて、
そりゃあ、子どもたちも喜ぶと思います。

ただ勉強と言っても算数や国語の成績に
直結するわけではありません。
あくまで、

「これからの時代に必要な能力」

を高めるのにたいへん役立つということです。
例えば学校の成績が優秀で、志望校に合格し、大企業に勤める。
これもひとつのサクセスストーリーかもしれません。
ただ、今、AI(人工知能)等による技術革新、
グローバル化による世界との距離の縮まり
などがものすごいスピードで進んでいます。

つまり世界がものすごい勢いで変化しています。
そんな中、どれだけ算数の計算スピードが早かったとして、
社会の暗記がすごかったとして、
AIの力に勝てるでしょうか?

当たり前の話ですが、
絶対に勝てません。

単純な計算、記憶ではわたしたちはコンピューターには勝てないのです。
ですのであなたの大切なお子さんが将来おとなになり、
仕事に取り組むときに、これは必要といわれる力があります。
その中でも重要なひとつが

「想像力」

です。
つまりアートやクリエィティビティと呼ばれるような要素です。
これからは人に言われることだけをやっていては、必要十分な収入は期待できないでしょう。
どれだけクリエイティブな仕事ができるかが世界中で求められています。

本当にたいせつなことなのでもう一度いいます。


どれだけ今の学校の勉強ができても、
これからの社会で生きていくには、まったく足りません。


これは学校批判ではありません。
現場の先生方は本当に毎日毎日夜遅くまで頑張ってくださっています。
日々の授業、生活指導、ボランティアともいえる部活動。
本当に頭が下がる思いです。

ただ、学校という大きな組織が変わるには、
時代があまりにも急激に変化しているということです。

そんな中、学校に足りない部分は、
わたしたちが自分たちの創意工夫で補わねばなりません。

子どもたちに明るい未来を託すには、
どうやってAIを活用するかを考える力が必要です。
子どもたちが創造力を全力できる環境が、習慣形成が必要なのです。

だからこそマインクラフトだと考えています。
おそらく多くの方が「レゴ」や「ラQ」といったブロック遊びをされたことがあると思います。
マインクラフトはその進化版と考えてもらえれば良いと思います。

自分の思う形、色、特殊効果が自由に作れる上、
友達と一緒にその世界で遊ぶことができる。
さらにはプログラミング要素まで学ぶことができる。

こんなすばらしいものは久しく見たことがありません。
ただのゲームなんてとんでもない。
ただの遊びなんてとんでもない。

「遊びながら学べる」

多くの人があきらめていた、
理想的な学びがそこにあるのです。

だからこそ世界はこれに夢中で取り組んでいます。
子どもたちの未来を明るくするために、
当校はこれからもマインクラフト活用してまいります。